廃止7議員、存続3議員-平群町議会議員へのアンケート結果!

へぐりウォーターパークの存続を求める会は平群町議会議員11名宛にウォーターパークの廃止についてのアンケートを行いました。
回答いただいた議員は11名中10名でした。

期日までに回答のあった議員となかった議員

期日までに回答のあった議員
  • 岩﨑真滋氏
  • 馬本隆夫氏
  • 窪和子氏
  • 森田勝氏
  • 長良俊一氏
  • 山田仁樹氏
  • 山口昌亮氏
  • 植田いずみ氏
  • 稲月敏子氏
期日過ぎてから回答のあった議員
  • 山本隆史氏
回答のなかった議員
  • 井戸太郎氏

各議員の回答内容

山本隆史議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分である
    議案第44号には、説明資料が添付されています。
    1.ウォーターパークの現状 
    2.ウォーターパークの利用状況 
    3.ウォーターパーク開場に伴う経費 
    4.ウォーターパークの今後の在り方についての意見募集
    5.各種団体への説明及び出された意見 
    6.他市町公営プールの現状 
    7.町の考え方

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いている
    高齢者の方々からは廃止の要望が多く、子育て世代からは存続の要望が多く届いています。
    また、施設の今後の利活用についての声も多く届いています。

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題はない
    改修経費5億4118万1000円は、あくまでも概算金額と説明を受けました。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われている
    町広報7月号及びホームページで周知をしていました。
    また、7月1日〜31日まで、意見の募集を行っていました。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    この質問は回答を誘導する愚問ですので、回答は控えさせて頂きます。

  7. ウォーターパーク廃止について
    廃止すべきである
    ウォーターパークを運営する上で、一番大切なのは「利用者の安全」です。
    改修費を抑えて存続した場合、植田さん橋本さんは本当に安全を守れると思われますか?
    私は無責任な運営は断固反対します。

  8. その他について
    アンケートの提出が遅れましたことをお詫び申し上げます。

岩﨑真滋議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分である
    継続中のため結論は出せない

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いていない

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題はない

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われている

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    必要ない
    継続中のため結論は出せない

  7. ウォーターパーク廃止について
    廃止すべきである
    縮小して、水遊びができるような場所ができればと考えている

  8. その他について
    記載なし

 

馬本隆夫議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分である
    令和3年2月5日の全員協議会で説明を受けた。
    又、今後の方針についても協議した。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いていない

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題はない
    全ての機器の入れ替えではなく、既設機器も利用した大規模改修と認識している。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われている
    7月にホームページ及び広報で意見募集が行われた。
    令和3年9月議会の決算審査特別委員会でも協議。(議会だより)

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    必要ない
    4で回答している。

  7. ウォーターパーク廃止について
    廃止すべきである
    利用人数の減、過去から収支の赤字が続いている。
    開場にあたっては、安心・安全な施設の確保には高額な財政負担となる。

  8. その他について
    記載なし

 

窪和子議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分である
    全員協議会で今後の方向性について説明を受けた。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いていない

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題はない
    あくまでも概算金額の説明であると認識している。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われている
    令和3年7月に現状と今後の在り方について、町公式ホームページ等でも示され、意見募集され議会においても説明されている。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    必要ない
    同上。

  7. ウォーターパーク廃止について
    廃止すべきである
    利用者の激減と共に毎年収支が赤字である。
    また、開場のために一番大切な安全確保のための補修改修等で多額の費用が必要であり、町の財政負担が大きい。

  8. その他について
    記載なし

 

森田勝議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分である
    全員協議会(令和3年2月5日)において、ウォーターパークの方向性、緊急財政計画について説明を受け、議員全員で協議を行った。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いていない

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題はない
    開設後27年経過しており、安全性を確保するための補修・改修に多額の費用が必要となる。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われている
    町広報紙、ホームページにおいてパブリックコメントを求めている。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    必要ない
    県から財政重症警報を受け、町は県から財政支援を受けることを勘案して、ウォーターパークの補修・改修に要する費用負担は考えられない。

  7. ウォーターパーク廃止について
    廃止すべきである
    生駒市の井出山プールが利用できる様になっており、同様に三郷町のプールも平群町の住民も利用できる。

  8. その他について
    記載なし

 

長良俊一議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分である
    平群町は令和3年度に県より「重症警報」が発令されている程、近年は財政的に厳しく、ここ5年間のプール運営に対しても赤字が続き、コロナ禍以前から夏のプール利用者の減少が目立ち、施設改修費も町費での負担が大きく、近々の行政の考え方である、受益者負担の原則から考えても負担が多いと考えるため、議会での説明になったと考えられます。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いている
    上文の文章内容は町民の考えとして、多くの方々から意見をいただいています。
    夏の子どもたちの思い出づくりなど、町にとっては財政難でも残して欲しいとの声は、大変理解している。

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題ある
    数年前に大規模改修するにあたり、概算見積りをした金額であると考えていますが、プール施設は事故などを未然に防ぐ安全が最も重要な課題であり、町行政として、それを担保する金額と考えています。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われていない
    町行政の情報提供は主に広報やホームページなどの活用で周知されますが、住民のみなさまにご理解していただくには、より一層の工夫がいると感じている。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    依頼すべきである
    ただ、4で述べたとおり、現状を鑑みてプール運営をするためには、近々の状態ではこの金額が必要と考えられ、町費でどれだけ賄えるか不透明である。

  7. ウォーターパーク廃止について
    廃止すべきである
    現状の町行政において、町母体の運営では限界があり、存続しても赤字が膨らむことになると考えます。
    本町は財政難になり赤字団体になる可能性が高く、県より補助金を入れてもらい、予算を立てている現状から考えても、この施設がないより、ある方が良いのですが、町のみで維持するのは厳しいと考えます。

  8. その他について
    本当は平群町にとって公共施設は改修し、町民のみなさまが活用していただくことが、一番良い事ですが、周年活用するプールでないため、残念でなりません。

 

山田仁樹議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    十分説明はつくされたとは言えないが、概ね町の考え方は一定理解している。
    只、3月議会での山口議員の指摘については説明が必要であると考えています。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    住民の方々の要望としては「廃止しないでほしい」と言うのが多くの意見であると思うが、中長期的に今後のまちづくりも含めて考えていく必要があると思っています。

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題がある
    その点については説明不足であったと思う。
    現在の町の財政状況や今後のあり方も含め議会・住民への再度の説明が必要であると考える。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    十分であるとは言えないが、考え方、方針については説明されていると思う。
    しかし、改修経費については、今後再度説明の必要があると思っています。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    改修のレベル・程度によっても補修費は変わってきます。
    今後の使用目標期間によっても、工事費は変わってくると思われます。
    利用者の方にケガ等があっては許されるものでもありません。
    町の方針を含め、まだまだ丁寧に説明する必要があると思っています。

  7. ウォーターパーク廃止について
    「すべきである」という結論ではなく、現状廃止する事はやむおえないという考えです。
    「存続すべきである」という結論は十分な安全性や財政面等、多方面から考えた時に何を持っていえるのか私には答えがありません。

  8. その他について
    跡地利用については十分な協議・検討が必要であり、その事も含め住民の理解を得る努力が必要であると思っています。
    又、子どもたちのために夏休み期間の学校プールの開放、プール授業も含め実施する必要があると思っており、要望もおこなっています。

 

山口昌亮議員の回答

 

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    不十分である
    昨年2月の「緊急町財政健全化計画」の中にウォーターパーク廃止方針を町長が一方的に決め、7月に町ホームページで住民に開示、12月議会に廃止案を提出との流れ。
    あまりにも拙速すぎると考えます。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いている
    「ほとんど廃止の方針知らないうちに決められた。もっと住民・利用者の声を聞くべきだ」
    「ウソの説明は許せない」
    「急いで廃止を決める理由は何?」

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題がある
    プール本体の入れ替えでの改修ということを一切説明しなかった。
    完全に詐欺行為。
    行政の姿勢として許されない行為。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われていない
    住民へは町ホームページへの掲載だけ。
    この問題だけでも住民説明会を開催すべき事案にもかかわらず、あまりにも住民の意向を無視するもの。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    依頼すべきである
    説明がウソだったこと、プール本体の入れ替えでの経費試算だったのだから当然、実際の改修経費を見積もるべき。
    また、プール本体以外の経費も5年以上前の見積りなのだから、新たな見積りは当然。

  7. ウォーターパーク廃止について
    存続すべきである
    人口減少、特に現役世代がこの10数年で30%も減っていることからも、若い人たちに人気のウォーターパークを廃止するのは本町のまちづくりからも問題。

  8. その他について
    記載なし

 

植田いずみ議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席

  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    不十分である
    改修費の概算すぎる問題や、概算の内容に虚偽があったことなどを考えると、当然不十分である。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いている
    「子どもたちと一緒にウォーターパークで楽しく1日遊べていた。コロナ禍でここ2年閉まっているので、再開したら、ぜひまた家族一緒に行きたいと思っていたのに、閉鎖と聞いてすごく残念でしかたがない」
    「子どもが小さい頃、町内にプールが無く、生駒や広陵まで連れて行った。平群に出来て大変喜んでいた。しばらく使うことが無かったが、今度は孫たちを連れて行こうと思っていたのに、無くなってしまうのは残念です。何とか再開してほしい」など。

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題がある
    改修費用としていたものが、実際はすべてプール槽の新しい物への入れ替えの費用であることや、業者から交換の必要性が指摘されていない、ろ過器まで入れ替えで費用に上げるなど、廃止を正当化させる理由付けで、非常に不誠実。
    本来なら継続運営のためにいくつかの選択肢を提示すべきも、それもしなかった。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われていない
    パブリックコメントで意見を聞いただけで、広く住民の意見を聞く努力をしていない。
    小・中学校やこども園などを通して広く声を聞いていない。
    また、パブリックコメントの内容も議会と同様虚偽の資料をもとにしていることなど、住民に対しても不誠実な行政の姿勢は許されない。

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    依頼すべきである
    当然、不十分な見積は取りなおすべき。
    改修内容によっていくつかのパターンで見積りを取ることが必要と考える。

  7. ウォーターパーク廃止について
    存続すべきである
    子どもが少ない平群町で、どう増やしていくことが求められている。
    新たに若い世帯を増やすために、新しい「まち未来推進室」も作って、やろうとしていることと矛盾している。
    わずか28年で住民が待ち望んで、多額の費用をかけて建設した施設を、いとも簡単に廃止するなど許されない。

  8. その他について
    虚偽の資料で廃止を決めたものは一旦凍結して、建物は残っているのだから、見積りを取り直し、十分住民の声や議会の意見を聞くべきです。
    町は大切な住民の財産である施設をどのようにすれば残せるのかの観点から、知恵を絞るべきだと考える。

 

稲月敏子議員の回答

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  1. 昨年の12月議会に出席されましたか
    出席


  2. 議会での説明は十分とお考えですか
    不十分である
    これまでの議会の中で部分的な修理でどれだけの費用が必要となるか、質問をしてきましたが、これについては一部返答がありません。
    廃止しかないという立場でしか考えられないという説明に納得できません。

  3. ウォーターパーク廃止について、住民から要望、疑問などお聞きですか
    聞いている
    「子どもたちの楽しめる施設は大事にしてほしい」
    「27年しか使用していない施設をさっさと潰すのは間違っている」
    「公共施設を大事にしない平群町に憤りを覚える」
    「1年中使える温水プールが欲しい」

  4. ウォーターパーク改修経費(5億4千万円)について、町の説明に問題はありましたか
    問題がある
    「緊急財政健全化計画で経常収支比率を5%下げろと県から言われている」「プールを廃止せず、先延ばしすれば、改修費が7〜8億と増える可能性もある」と言い、廃止条例を提出したと言っています。
    住民にとって必要な公共施設かどうかと言う立場など全く町にはありません。

  5. 町から住民への情報提供は十分に行われていると思いますか
    行われていない

  6. 改修経費5億4千万円の大半が補修費ではなく、メーカーから指摘されていない必要のないプール槽の入れ替え費用だということがわかりました。改修経費の見積もりを専門家へ依頼して、住民への開示をする必要はあると思われますか
    依頼すべきである
    疑義のある事柄について、住民からの指摘されている事項について、十分理解されるよう説明し、不十分であると認めているのであるなら、見積りを取り直すべきと考えます。
    そのまま蓋をしてしまうのは不誠実であり、許せないものです。

  7. ウォーターパーク廃止について
    存続すべきである
    必要な箇所の修理は実施し、再開すべきと考えます。
    子どもたちの笑顔と笑い声が聞こえる町を作っていくために、若い人たちが住んでもらえる町にしていくためにも、子育て世代の要望・願いをかなえる町政でなくてはなりません。

  8. その他について
    記載なし

まとめ

今回は「へぐりウォーターパークの存続を求める会」が各町会議員のみなさんへの送ったアンケートの結果をお伝えしました。

平群町議会議員へのアンケート結果まとめ
  • ウォーターパークの廃止7名、存続3名、
  • 昨年12月議会での説明は十分6名、不十分4名
  • 専門家への改修費の再見積もりを依頼すべき4名、不要5名、どちらでもない1名
  • 改修経費5億4000万の町の説明に問題がある5名、問題はない5名

廃止するべきと回答された議員の理由としては、町財政が赤字であることや利用者の安全を守るためと言った内容でした。

本当に利用者の減少だけが赤字の原因だったのでしょうか?
今まで、どんな工夫をしたら黒字経営ができるのか考えたことはあるのでしょうか?

そんな事を全く考えずに、反対の声が出るのは子どもや、その親だけだから、さっさと廃止すればいいと思っているんじゃないでしょうか。

また、私たちの主張を「安全なんてどうでもいい、お金もどれだけかかろうとウォーターパークを残してほしい!」と勘違いされている議員もいましたので、みなさんに私たちの主張が伝わるように努力する必要があると感じています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

カワベエ:みんなの声が力になるよ!署名お願いしま〜す!!

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【まとめ】ウォーターパーク廃止の闇をお伝えします

カワベエ:なんだか怖い題名だね💧

 

この記事はまとめ記事になります。

目次6番では、みなさんに伝えたい2つのことがありますので、是非見てください!

 

 

5億4000万円の改修経費内容

事の始まりは町民向けに平群町のHPに公開された「平群町ウォーターパークの今後の在り方」に載っていたプールの改修経費でした。

改修内容はプール槽補修とろ過器交換、防滑シートの貼替などです。

通常、この規模の改修内容ではコレだけ高額にはならないのではないかと疑問に感じ、教育委員会の作成した資料の根拠となったメーカーの見積書を開示請求したところから、教育委員会が明らかになっていきました。

 

書き換えられた改修経費の内訳

では一体、教育委員会はメーカーの見積書のどこを書き換えたのでしょうか。

メーカーの見積書(概算書)工事費内訳
  • 解体撤去工事(既設プールの解体等)
    既設解体撤去整地
    3500万4000円


  • 建築工事(プールサイドの埋め戻し、防滑シート貼り直し等)
    管理棟工事
    既設利用

    機械室
    既設利用

    プールサイド工事
    6026万5000円


  • プール設備工事
    プールろ過器(25m、流水、幼児、着水、スライダー) 既設利用
    1次側給排水設備工事
    別途工事

    1次側電気設備工事
    別途工事

    2次側プール配管設備工事
    3660万円


  • プール工事(新規プール槽の単価と運搬搬入費等)
    プール槽(25m、流水、幼児、着水、スライダー)
    3億4428万円

    施工運搬搬入費
    4486万円
  • その他諸経費(諸経費、仮設工事等)
    1億416万2000円

    合計 6億2517万1000円

 

教育委員会が書き換えた見積書(概算書)工事費内訳
  • 競泳プール(25m)
    プール槽補修、ろ過器交換
    3950万円

  • 流水プール
    プール槽補修、ろ過器交換、直線スライダー補修、スライダー階段補修、起流装置交換
    1億5912万円

  • 幼児用プール
    プール槽補修、ろ過器交換、アトラクション遊具交換
    5950万円

  • 着水プール(スライダー含む)
    プール槽補修、ろ過器交換、スライダー改修(本体・支柱)、揚水ポンプ交換、制御盤交換
    1億5255万円

  • 防滑シート
    シート貼替
    4397万5000円

  • 壁面
    壁面塗装
    507万6000円

  • 配管
    2次側プール配管設備工事
    3660万円

  • その他
    製品運搬費等
    4486万円

    合計 5億4118万1000円

カワベエ:書き変わっているところよりも、変わっていないところを探す方が難しいぞ💦

 

教育委員会の言い分

では、この事について教育委員会は以下のように弁明しています。

見積書に対する教育委員会の言い分
  • 教育委員会が作成した見積書について
    我々は専門的な知識がないため、メーカーに確認しながら作成したものである。

  • メーカーはプール槽の入れ替えで積算している
    (入れ替えを含む)補修という意味で議会及び町民へは説明したつもりである。

  • メーカーはろ過器を既設利用としているが
    後々、交換が必要になるため、見積書に含めている。

  • 教育委員会の作成した見積書は虚偽になるのでは
    嘘をつく気は無かったので虚偽ではない。

カワベエ:最後のところは「イジメだと思わなかったから、イジメではない」って言うのと同じレベルだね…

 

メーカーへの見積書(概算書)は5年もの

前回の記事でも書いていますが、今まで説明されていた見積書は平成28年(2016年)に作ったものだと教育長と教育部長は言いっていました。

5年前は消費税が8%の時代です、他にも金利や物価などによっても大きく金額が変わっています。一般的に考えても有り得ないことです。

 

一般企業でイメージするとこうなります ※イメージです

部長:新人社員くん、平群店の今後について検討するから、改修した場合にいくらになるのか、この業者に概算の見積もりを取ってきてくれないか。

新人社員:わかりました!すぐに行ってきます!

30分後

新人社員:部長!見積もりを持ってきました!

部長:えらく早いじゃないか?!
ちゃんとした見積もりなんだろうね?

新人社員:5年前にちゃんと見積もってもらった分だから、大丈夫です!

部長:全然大丈夫じゃないよ!5年前と今じゃあ、全然金額が変わってるよ!
しかも、リニューアルした場合の見積じゃないか!!

新人社員:後々、リニューアルする必要があるから、これだけでいいと思って。

部長:平群店はまだ使えるから、必要なところだけを見積もってもらいなさい!

新人社員:すいません、やり直して来まーす💦

 

しかし、教育委員会の場合はこうなります ※イメージです

教育部長:職員くん、ウォーターパークの今後について検討するから、改修した場合にいくらになるのか、この業者に概算の見積もりを取ってきてくれないか。

職員:わかりました!すぐに行ってきます!

30分後

職員:部長!見積もりを持ってきました!

教育部長:えらく早いじゃないか?!
ちゃんとした見積もりなんだろうね?

職員:5年前にちゃんと見積もってもらった分だから、大丈夫です!

教育部長:なら大丈夫だな!
よし、コレをもとに検討を始めよう!

職員:メーカーの点検では補修だけでも問題ないようですが、入れ替えの見積書だけで大丈夫ですか?

教育部長:後々、入れ替えも必要になってくるから、この見積書だけで問題ないだろう。

議会や町民には「(入れ替えも含む)補修」と言う事にしておけば納得するだろう。

 

カワベエ:流石に笑えないね…

 

廃止したので、再検討も町民との話もしません

へぐりウォーターパークの存続を求める会」では、正確な実態把握と廃止の再検討、ウォーターパークを残して欲しいと思っている町民の話を聴く場を作って欲しいと、町長や教育委員会へ要求して来ました。

残念ながら、町長や教育委員会は「昨年12月議会で廃止が可決されたので再検討をする気は無い。また、ウォーターパークは(書類上)存在せず、今さら町民の話を聴く必要がない。」と拒否しました。

 

カワベエ:建物は残ってるし、書類もデタラメだったんだから、やり直すべきだよ!

みなさんへ伝えたい2つのこと

最後に、みなさんはどう感じましたか?

教育委員会の言っていることに納得できましたか?

この間、コロナ禍で子どもたちも、外出やレジャー施設に中々行けなかったと思います。ワクチンも遅れていますが普及して来ました。

久しぶりに友だちとウォーターパークで遊びたい!そう思っていた子どもも多くいたと思います。

そんな、子どもたちが楽しみにしていたウォーターパークが、こんな理由で廃止になってしまって良いんですか?

財政が厳しいからって、簡単に子どもたちから楽しみを奪って良いんですか?

私なら家計が厳しくなっても、子どもが楽しみにしていることは、させてあげたいって思います。

みなさんもそう思いませんか?

それなら、子どもたちのために、私たちができる事をやりましょう!子どもたちに誇れる大人になりましょう!

みなさんにやって欲しいことは、声を上げること・周りにこの事を知らせることこの2つです!

 

カワベエ:みんなの声が力になるよ!署名お願いしま〜す!!

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教育委員会「みなさんの話は聞きませ〜ん」

先日、教育委員会へ行ってきた時のやりとりを書いていこうと思います。

 

まず今回の結論からお伝えすると

教育委員会「保護者の話を聞くって言ってたけど、やっぱり聞きたくありません」

 

 

見積書は虚偽ではない

過去の記事でも書いていますが、議会や住民への説明で使用された見積は、メーカーの見積を大きく書き換えられたものでした。

私たちにはプール槽の補修とろ過器交換のなどの修繕費用として約5億4000万となっていましたが、実際はプール槽は新しいものへの入れ替え、ろ過器は交換ではなく既設利用で計算されていました。

しかも、メーカーの点検ではプール槽は交換の必要が無いのにです。

これに対して教育委員会は、入れ替えも含む補修という意味で説明したと言い張りました。補修を含む入れ替えならわかりますが、規模が小さいものに規模が大きいものを含めて説明したと言うのです。

もちろん何処にも入れ替えを含む補修といったニュアンスで書かれているところはありませんが…

 

教育委員会の作った説明資料の虚偽について追求した記事

heguri.hatenablog.jp

 

heguri.hatenablog.jp

 

 

5億4000万の見積もりは平成28年(2016年)に作成された

私は初耳でしたが5億4000万の見積もりは平成28年に作られたものだと言う事です。

つまり、5年前に作った見積もり教育委員会が書き換えたものが、廃止の根拠として使用されていたと言う事です。

2016年の出来事

常識から考えるとあり得ないですよね、5年も前の見積もりを根拠にするなんて。

もちろん、物価や金利などの情勢によっても見積もった金額から変わっているはずですが、教育委員会だけ時が止まっているのでしょうか?

教育委員会のみなさんは日本の総理大臣は安倍氏アメリカ大統領はトランプ氏、V6や嵐は活動中だと思っているのでしょうか?

 

「皆さんの話を聞きます」→「皆さんの話は聞きません」の手のひら返し

部長には前々から機会を作って欲しいと伝えていて、当日も日程調整をしていましたが、教育長などと話した後は180度態度が変わりました。さっきまで言っていた事と違うことを言い出すので洗脳されたのかと耳を疑いました。

教育部長「ウォーターパークは(書類上)存在しないため、町民が今更何を言ってもどうする事もできないので、話は聞きません」とのこと。

教育長「これが不服なら、監査請求でも裁判でもして下さい」とのこと。

それなら、町長と直接話を聞いてもらうことは出来るか確認してもらいましたが、町長もウォーターパークは存在しないし廃止は決まった事だから、町民の話を聞く必要はないとの事でした。

皆さんは子どもに「相手の話をちゃんと聴きましょう」と教えていると思いますが、教育を司るところがコレでは恥ずかしいと思います。

 

カワベエ:痛い所を突かれて逆ギレする人みたいだね…

あっ、そういえば僕の名前を変えたんだ
前の名前はネガティブな使われ方をされてたみたいだからね💦
新しい名前は河童の河に平群の平で「河平(カワベエ)」だよ!

 

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平群町「嘘の資料でウォーターパークをぶっ壊す!」後編

前回の続きの後編になります

前編はこちら

 

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では早速続きの答弁をご覧ください

 

 

入れ替えと補修は同義語?

山口議員:入れ替えと補修は一緒のはずがないです!一部入れ替えと言いましたが、全部じゃないですか!そんな重大なことを説明していないんですよ。

私も全く素人ですから、補修で何でこんなに高額なのかと思いますが、この仕事をやっている人が見たらおかしいとなるわけです。

元の見積もりと書き方を変えて、プール本体の据付・撤去は別々に記載している。
これを抜いたらどう考えても2億いかない。

此処から精査して本体だけの修理だったら7千万ぐらいで出来るんじゃないですか?

それだったら、お金が無いと言ってもあと10年以上使えるわけで、子どもたちも喜びます!

教育長は知っていたんですか?
あなたは教育委員会の責任者ですよ。

 

教育長さきほど部長から説明があったように、修繕の見積もりにつきましては、概算過ぎるというところがございます。

資料としても、不十分だったことは痛感しています。
また言葉の使い方、あるいは議会での説明不足、色々なことがあったと反省しています。

しかし、ウォーターパークの廃止については財政上の問題もございます。
利用者がピーク時は3万人でしたが、令和元年度は1万9000人と2/3以下にまで落ち込んできたこと、
過去5年間の収支を見てみると、平均で1か月の間で2600万円の赤字が出てきている。

さらにはコロナ禍で令和2年3年と中止してますので、劣化が一挙に進んでいるのではないかと考えられ、今後さらに改修の費用がかさむことが予想されます。

このようなとこから、安心安全を担保した上で営業を続けていくことは、財務的にも非常に困難であると考えています。

プールを楽しみにしている子どもたちには申し訳ないですが、苦渋の選択ではあるが、廃止の方針を決定し、12月議会で可決いただきました。

 

 

プールの利用者は本当に減少しているのか

山口議員言い回しがではなく、説明や資料で嘘をついていたんですよ!
それに、廃止理由に赤字と言いましたが公共施設ですよ?

また、利用者が減ったと言いましたが、私が議員になった当時の利用者は約1万9000人でした。

3万人近くなったのは生駒市との協定によるものです。
作った当初は1万9千人〜2万人前後というのが利用実態です。
暑い時とその年によって変わってきますけど、これで減ったと言えるんですか?

そもそも平群町の人口が減ってるんです。
全体では10%ほどしか減っていないが、子どもの人口は20〜30%も減っているんです。
平群町はこれから子どもや現役世代を増やしたいのではないですか?
それを考えたら、1900万の赤字で増やそうとしている人たちに喜ばれる施設を廃止する理由がどこにあるんですか?

廃止条例は通ったままになってますが、プール槽を本当に入れ替える必要があるのか客観的な調査をすべきではないですか?
町長は客観的な調査をするぐらいの決断はして下さい。
調査するのに高く見積もっても100万までできるらしいですから。100万円ぐらい出せるはずです。

町としてそれぐらい出して、数億の財産がまだ使用できるのか否かを確認する。
それを決断できるかが平群町の街づくりにとっても、大きな分かれ目だと私は思います。

町長はあと4年間、町政を担う決意をされましたが、その4年間で子どもの数を減らしたいんですか?子どもを増やすために決意されたと思います。
町長がお答えください。

 

教育部長:山口議員の方から色々とご指摘いただきました。
我々が説明させていただいた資料運営協議会の資料や議案、12月議会の条例改正の資料を複数出して頂きましたけれど、多々誤解を与える言葉もございましたが、資料については改めて整理をさせていただきたいと思います。

町長の答弁

山口議員:教育部長は資料の指摘部分だけ書き直すと言っているだけで、嘘をついたことは認めない。
こんなデタラメなやり方で議会にかけたのだから、やり直すべきでしょう。

もう一回、ちゃんと調査ぐらいするべきです。
財産をドブに捨てていいんですか?あなたが町長になったのは何のためですか?住民の幸せのためじゃないんですか?
条例上廃止になっていても建物はまだ在るあるわけですから、それをちゃんと調査して使えるかどうかぐらい見直すのが筋ではないですか?

私は西脇町長はそういう人だと思ってますけど、やらないならやらないと言って下さいそれなりの対応をしますから

町長山口議員の質問にお答えします。
12月議会の条例の廃止の際にも答弁しましたけれど、ウォーターパークは平成5年に開設してから27年間にわたって親しまれてきた施設であります。

しかし、老朽化がひどく人口減少や少子化により入場者数が減少し赤字経営になっており、安全に維持していくには設備機械の修理、改修に多額の費用が要します。

一方でプール事故は命にかかわる大きな問題であり、老朽化による利用者の安全確保のためには改修は不可欠であり、平群町の財政状況を考えればウォーターパークの管理維持を続けることは大変厳しい状況にあります。

長年町民に親しまれてきた施設であり廃止することは非常に残念でありますがご理解いただきたいと思います。

 

山口議員町長の立場もわかりますが、虚偽の説明で議案を通したんです。
言い回しや資料が不十分だったと言っていますが、プール槽は入れ替えを補修、ろ過器は既設利用を交換に変わっている。
これは虚偽ではないんですか?素人がわからないように意図的に書き換えているのではないですか?

そこまでしてウォーターパークを廃止したいんですか?
お金がなくても文化センターを作ったり、子どもの医療費を高校生になるまで無料にできたじゃないですか。
今の答弁では子どもたちの笑い声が聞こえるプールは必要ないと捉えることしかできませんでした。

これは町政にとって非常に恥ずべき事であり、このことは肝に銘じるべです。

住民の皆さんはこんなやり方で廃止されたということを知れば、一体何やってるんだということになりますから、このことは強く申し上げておきます。

 

一般質問は以上となります

 

まとめ

後編のまとめ
  • 教育委員会の認識はあくまでも言い回しや説明不足であり虚偽ではない
  • 教育委員会が作った資料は見直して修正するが、廃止については見直しをしない
  • 専門家ではないが、プール槽の劣化が一挙に進んでいることを予想していて、それの費用がかかると考えている
  • 利用者の命も引き合いに出しているが、結局は財政のために廃止したい

カワベエ:どうして平群町は何が何でもウォーターパークを廃止したいんだろう?廃止することで誰かが得をするのかな?

町長はプール事故は命に関わると一般論を言ってるけど、結局お金のために子どもたちの楽しみを潰すって事だよね。

 

この問題は単にお金がかかる公共事業が廃止される事よりも、住民や議会を騙してでも条例が通ったら良いという平群町の体質が大きな問題と言えます。

私たち住民はこの事に対して何もしなくても良いと思いますか?

私たちにできる事は活動の存在を広めて、皆さんの声をしっかり届けることでプレッシャーを与えることが重要となっています。

皆さんの声を署名にかえて協力をお願いします。

 

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平群町「嘘の資料でウォーターパークをぶっ壊す!」前編

今回は昨年12月にウォーターパーク廃止の議決に唯一反対した日本共産党3名から、山口議員がウォーターパークの問題で一般質問されると聞き、議会傍聴に行ってきたので、その内容を書いていきたいと思います。

 

今回の結論から先に言うと

過程がどうであれ、議会で可決されたから見直す気なんてない! by平群町

 

早速答弁をご覧ください。

 

 

 

改修経費5億4000万について

山口議員:改修経費5億4000万円について、住民や議会説明では修繕費となっており、プール本体の入れ替えについて説明がされなかったが何故か。

教育部長:これまでも維持管理実績、法定点検やそれぞれの事業者からの点検報告などでプール本体や設備について複数の改修箇所の報告を受けて、それらに基づいて入れ替えを含む補修、交換することで説明をしたものであります。

山口議員:プール本体の入れ替えなんて全然説明されていない。住民に出したホームページにだってこんなこと書いてない。2019年のメーカー点検ではプール本体の入れ替えが必要との指摘はされていないが、改修経費の試算が入れ替えになっているのは何故か。

また、本体入れ替えをしなくても、痛んだ箇所の補修で使用継続は可能と思われますが。専門家にちゃんとした改修経費の積算を依頼すべきではないでしょうか。

教育部長:2019年(令和元年)の定期検査報告書によればウォータースライダーの滑走部結合部分のFRPのひび割れの進行として要重要点検の指摘がありました。

次にプール本体について、議会においてはプール槽の補修と記載されている件については、入れ替えという表現はしていませんが、一部において、プール槽床板の入れ替えが必要なところもあり、概算改修経費には入れ替えを含む補修との内容で記載したものであります。

また、令和3年12月議会において、改修経費はあくまでも概算で5億4千万との説明させていただきました。議会説明資料の項目以外にも改修、交換、整備が必要な項目が多々あります。これまでの改修実績や見積もりも含めて、これらの補修には数億円の経費が見込まれます。

ウォーターパークについては、すでに廃止の条例改正は可決いただき、令和4年度予算において、次のステップとしてウォーターパーク跡地の有効な利活用に向けて検討業務を進めていくものであり、専門家に改修経費の積算を依頼する考えはございません。

 

メーカーの見積もりと全く異なる教育委員会の資料

山口議員教育委員会が出した説明資料には外部改修にかかる費用概算で書いている。この資料にはプール槽は補修と記載されています。住民向けのホームページに掲載したものも、昨年12月に議会で出された一部改正条例案の説明資料も全く一緒です。

この資料の元になったのは、点検修理をしているヤマハが出した見積もりです。これには、今さっき言った書き方とは全然違う書き方をしています。

町長はこれをご存じですか?
ここにはこういう書き方がしています。

 

メーカーの見積書
  • 解体撤去工事小計3500万4000円
  • 建築工事6026万5000円
  • プール設備工事3660万円
  • プール工事3億8914万円
  • その他諸経費合計6億2517万1000円

 

山口議員:これが元の概算です。莫大なお金を使って29年前に作った平群町の財産ですよ。それだけ大きなことをするのに、元の概算書を議会にださなかった。メーカーの概算書をまとめたものが、これまで町が議会や住民に説明したものだというのならわかります。

でもここにははっきりとプール本体の撤去と据えつけの金額が入っている。入れ替えないなら1億円にはならないんです。

あたかも説明したように答弁しましたけど、本体の入れ替えについて1回も説明していませんでした。この事は町長も知らなかったみたいですよ。誰が知ってたんですか?最終的に決済したはずなので知らなかったわけは無いと思いますが。

 

点検では入れ替えの根拠になる指摘は一切ない

山口議員:それともう1点。プールの点検をヤマハが毎年やっていますが、コロナ禍で点検は2019年で最後になっていますが。その点検で、本体を入れ替えなければならないという指摘は1つもなく、防塗膜が剥離してるだけで、それは補修すれば利用できるとなってるわけです。それを何故、全てのプール槽を入れ替えることになっているのか。

要するに一部交換の必要があるのはウォータースライダーだけで、プール槽そのものに対しての指摘はなかった。さも、修繕で多額の費用がかかるように見せようとしている事になる。

さらに説明資料にはろ過器交換と書かれているが、元々ろ過器は全て既設利用となっている。説明資料には既設利用から交換に改ざんされている。住民や議会への説明資料に元々メーカーが出してきた資料を改ざんしたものを議会にかけて議決をとった事になります。

子どもたちが楽しみにしてるプールを住民を騙すような形で廃止にするとはどういう事ですか。簡単に町の財産を潰すんですか?

議会で可決され、廃止が決まったから調査しないと言いましたが、ウォーターパークの建物はまだあります。これで取り壊したら犯罪ですよ!何故、業者の見積もりのまま出さなかったんですか?

他の自治体ではほとんどが40年程度運営しています。住民の方が調べた資料をもらいましたが、平群町に近い規模で香川県高松市のプールは33年目の年に大規模改修を約7000万円でして、その後10年間利用して廃止となっている。

平群町は28年で廃止するというのは平群町の財産をみすみすドブに捨てる事になります。

教育部長:これは指定管理者の方が、今後更新する場合に高額になるとのことでいくらになるか見積もりをとったと聞いております。

何故、元の見積もりを提示しなかったかとの事については、当然我々も詳細な専門家ではないので、詳細な知識もありませんが、見積もりを依頼したメーカーに確認しながら金額を積み上げたものです。

プール槽本体の入れ替えについては、当然詳細な設計をしたわけではございませんので、全てのプールを入れ替えないといけないのかという事は正直わからないところですが、一部のプールにおいて地下水の関係で入れ替えが必要と前々から聞いています。

さまざまな組み合わせもありましたが、議会の方では5億4000万の概算で報告させて頂きました。5億4000万円の根拠として詳細な積算ではないですが、メーカーはプールの状態を確認、把握した上での見積もりの結果だったと理解しているところです。また、住民や議員を騙すとか嘘をついた訳ではございません

まとめ

前編まとめ
  • 教育委員会は素人なので見積もりや住民・議会への説明資料はメーカーの言った通りに作った
  • プール槽の劣化状態なども正直わからないが、いつかは入れ替えないといけないので、メーカーには未来の取り替え工事費の概算を依頼した
  • 教育委員会としては補修の中に入れ替えも含まれると認識して説明したつもりである
  • 昨年12月の議会で廃止の条例が可決され、次に何を作るか検討する予定なので、再検討する気はない

 

カワベエ:要するに、教育委員会は非を認めないんですね。まあ、認めてしまったら意図的に改ざんして町民や議会を騙したことになり、背任罪に問われかねないですからね。

後編では教育長や平群町長もこの問題に関して答弁されていますので、要チェック!

 

 

 

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平群町「プールは儲からないから廃止します」の危険性☠️

最初の記事でウォーターパークの廃止理由として

入場者減少に伴う収益性の悪化もあげられていました。

 

heguri.hatenablog.jp

果たして、「ウォーターパークは儲からないから廃止します」は合理的な判断なのでしょうか?

 

この記事の結論は

ウォーターパークだけで儲けようとしてるの⁉️

 

ウォーターパークの収益性は入場料だけではありません。

少子高齢化・超高齢社会と言われている今、若い世代を呼びこみ、定住してもらうことが地域の活性化のとって重要になってきます。

 

カワベエ:確かに公共事業はその事業だけで儲けるものじゃないよね…

 

その観点から考えれば、子どもたちが楽しめる施設を廃止することは、未来への投資をしないという事になるんじゃないですか?

 

カワベエ:平群町は約40%が65歳以上の高齢者だもんね

もっと子どもたちが来てくれないかなー

 

西脇洋貴町長は2018年の町長選挙

「子どもの歓声が聞こえるようなまちづくりを目指す」と宣言していました。

 

カワベエ:プールを廃止したら子どもたちの悲鳴が聞こえてきそうだ💦

 

是非とも宣言通りに

子どもたちの歓声が聞こえていたウォーターパーク

虚偽の資料で廃止するのではなく、どうにか存続できないか熟慮してください。

 

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平群町だけ時間の流れが早いのか?

前回の記事で

heguri.hatenablog.jp

プール槽の入れ替えで見積もりされていたことがわかりました。

実際に取り替えが必要な状態だったら、やっぱり5億4000万円がかかることになります。

 

カワベエ:本当にそんなにかかるなら仕方ないのかな?

 

平群ウォーターパークは本当に取り替えが必要なのか解説していきます。

結論を言うと

取り替えの必要はありません‼︎

 

カワベエ:やったーー!

 

なぜ入れ替えの必要がないかかというと、

2019年のメーカー点検でもそういった指摘がないからです。※2020年2021年はコロナ禍で休業していたので点検がなかった

また、使用状況や環境によって変わりますが、

桜井市橿原市では約40年間使用できていました。

ウォーターパークは1993年(平成5年)から稼働しているので、2021年の夏で28年経過した事になります。

 

カワベエ:まだ10年は使えそうだね

 

定期的なメンテナンスや補修などは必要ですが、

今回のように5億4000万円も必要ないんです。

 

カワベエ:補修だけならだいぶ安くなるらしいよ

 

また、廃止するにしても無料ではありません。

撤去費用だけでも5000万円前後かかるとみています。

 

カワベエ:僕の一生分のキュウリくらいかな?

 

この撤去費に少し上乗せすれば、補修して利用できるのではないでしょうか。

コロナ禍で我慢していた子どもたちも、感染が収束してプールが再開されることを楽しみにしていたんじゃないでしょうか。

平群町は廃止の方針を見直し、正確な見積もりを出して、再検討をする必要があると思います。

 

カワベエ:建物は残っているから今なら間に合うね!

 

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